どの曲にも、何故か必ず苦手な手(奏法)というのが出てくる。お教室で弾いていると何度も間違える。か、途中で止まってしまう。つい先生に言ってしまう。
「ここ、苦手なんですよね。」
「一番得意なところだな。」
と返される。
「そうですね。私の一番得意なところでした!?」
言い直すと、だんだん弾けるようになってくる不思議。それ以来、苦手な手に出逢うと「私の一番得意なところ」と言いながら練習するようにしている。
苦手と感じるのには理由があって、本当に難しいか、練習不足かのどちらかだったりする。難しい手はゆっくり弾けば弾けるし、練習不足は練習すれば解決する。でもそれ以前に、「苦手だな。」と思ってしまったらまずは「得意なところ!」と思い直すことを心がけるようにしている。
佐藤義久先生のお琴教室のホームページはこちら⬇️⬇️⬇️
https://19carrollstreet.jimdofree.com