お琴今昔物語

門下生の独り言

苦手な手

どの曲にも、何故か必ず苦手な手(奏法)というのが出てくる。お教室で弾いていると何度も間違える。か、途中で止まってしまう。つい先生に言ってしまう。

「ここ、苦手なんですよね。」

「一番得意なところだな。」

と返される。

「そうですね。私の一番得意なところでした!?」

言い直すと、だんだん弾けるようになってくる不思議。それ以来、苦手な手に出逢うと「私の一番得意なところ」と言いながら練習するようにしている。

苦手と感じるのには理由があって、本当に難しいか、練習不足かのどちらかだったりする。難しい手はゆっくり弾けば弾けるし、練習不足は練習すれば解決する。でもそれ以前に、「苦手だな。」と思ってしまったらまずは「得意なところ!」と思い直すことを心がけるようにしている。

 

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