お琴今昔物語

門下生の独り言

盲目の人

「見えるもの」だけが正解ではなく

「見えてくるもの」も正解

 

動画の映像は

見ていて「なるほど」とは

思うのだが…

 

再び目を閉じて聞いてみる

 

自身の脳裏に浮かぶ画は

目で見た映像とは少し違う

 

本当は

「正解」なんて存在しない

 

人の数だけ「正解」がある

 

いつから音楽に

映像が

必要になったのだろう

 

 

 

水川寿也作曲「風姿花伝」

水川寿也先生の新曲「風姿花伝」を聞く…。4楽章からなるお琴と尺八、三味線の合奏曲。美しい日本の風景と共に、和の旋律が重なりあう。

 

 

 

風姿花伝とは。

  • 世阿弥が記したの理論書。
  • 「幽玄」「物真似」「花」といった芸の神髄を語る表現はここにその典拠がある。
  • 最古の能楽論の書であり、日本最古の演劇論とも言える。
  • 能の芸道論としても読める一方、日本の美学の古典ともいう。 

( Wikipediaさんより抜粋 )


秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず、となり。この分け目を知ること、肝要の花なり。」
秘密だから花であり、秘密でなければ花ではない。この違いを知る事が秘訣だ。

難しいね、花となるのは…。

 

佐藤義久先生のお琴教室のホームページはこちら⏬⏬⏬

https://19carrollstreet.jimdofree.com

チューナー無しでお琴の調絃

今回も、完全にお琴初心者さん向けのマニアックなお話ですが、訪問して下さって嬉しいです 喜!ありがとうございます♪

 

ところでお琴初心者さんって、どう言う意味?と言うわけで、「お琴初心者さんの定義」を少し…。

「夕顔 (菊岡検校作曲•八重崎検校箏手付)」を弾けるようになって、初めて「私はお琴を弾いてます」と言えるのだよ♪と先生は仰った。

ところが、チューナー依存の私に「チューナー無しで調絃出来ないようでは、いつまで経っても初心者だね 」と笑う。

しまいには「合奏がきちんと出来て、やっと初心者では無いと言えるのだよ」とまで言い出す?

「夕顔」は教わったので、初心者では無いと勘違いしていた 笑。

まだまだ十分初心者です。

 

と言うわけで、基本のキ。

チューナー無しでお琴の調絃「音を合わせて整える」を配信しました。打合せ無し、台本無し、お教室でのお稽古の様子です。

チューナー依存の方向けの動画です♪

 

佐藤義久先生のお琴教室のホームページはこちら⏬⏬⏬

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ひとりだと弾けるのに、合奏すると弾けないって?

今回も、お琴初心者さん向けのお話です。いつも訪問して下さって、ありがとうございます♪

 

六つのパートから成る「流星群」。どのパートもひとつひとつは難曲ではないのに、合奏するとなると ( 私には ) 恐ろしく難しい。

「おうちで一人で弾いてるときは、ちゃんと弾けてるんです♪」

と先生に言うも、直ぐ撤回した。

「でも、合奏して合わないってことは、弾けてないって事ですよね。」

「○○ちゃん ( 私のこと ) にしては珍しく、良いこと言うね 笑」と先生は苦笑いしていらしたが。

ひとりで弾いても、みんなで弾いても、楽譜通りに弾いていれば、きちんと合うはず。

楽譜は、そのために存在している。

合奏して「合わない」としたら、楽譜を読み間違えているか、何処かで楽譜がオリジナル ( 自己流 ) になってしまっている 笑。

「勝手に作っちゃ駄目だよ♪」と先生に笑われる。

楽譜には、作曲家の意図がしっかりと息づいている ( らしい )。

「出来るだけ、作曲家の思いに忠実でありたい。」

常々、佐藤義久先生は仰る。

平面に無機質な漢数字が並ぶだけの楽譜からは、作曲家の「思い」まで想像出来ないのが私の現状 笑。

作曲家同士にしか理解出来ない領域なのかも知れない…。

 

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元筝曲部だった皆さまへ…

先日「おうちに帰って一週間何も練習しなければ、当たり前だが絶対上達しない w。」と記事に書いたが、撤回します。

 

最近知り合ったお琴がとても上手な若い女性。力強いタッチだったので、( 彼女の ) おうちのお琴の糸締めは何本かと聞いてみた ( 私は6本強だが、力のある人は7本とか8本。数字が多いほど強く締めると言う意味 )。

若い女性「私、家にお琴持って無いんです…。」

私「・・・?」

聞くところによると、学生の頃は筝曲部だったらしい。顧問の先生以外の「師匠」にはついていない。

卒業後は、時々「値段の高い」スタジオを借りて集中して弾くと言う。

「( レンタル料が ) 高いから、元を取ろうと思って凄く集中するんです 笑」

先生は「練習量が全て」と仰ったが、同時に「集中力も大事」と仰ってた。忘れてた w。

おうちにお琴が無くても、若い頃に会得したものは、容易く失ったりしないのだろう…。

改めて「若い」って凄いなと感じる。

「芸大卒」や「有資格者 (師範や大師範)」も、恐ろしいほどの威力を発揮するが、「筝曲部出身」も恐ろしいほどの底力を備えている。

驚いてる場合ではない、撤回しなきゃ!

筝曲部出身の皆さま、時間が経過していても、おうちのお琴が何処かへ行ってしまっていても、「昔取った杵柄」は衰えること無く温存されているようですよ♪

 

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水野利彦先生作曲「摩訶不思議な夢」 第四楽章「情熱の踊り」

水野利彦先生の゙ホームページにある、奥さまの「RINKOの独断的解説」によると、この曲は全体的に「アラビアムード」だと言う。

「摩訶不思議な夢」第四楽章「情熱の踊り」。

アラビアの踊りと言えばベリーダンスを思い浮かべるのだが、この曲はフラメンコっぽいイメージが強くて情熱的だ。

お琴、叩いてる 笑。

 

ベリーダンスの動画を貼ろうとYouTubeで探していたら、美しくてつい見惚れてしまった…。選べない w。

皆さまも是非検索してご覧になって下さいませ♪

世界最古の踊りと言われるベリーダンスは、女神崇拝のための儀式として巫女たちが踊ったのがそのはじまりだと言われています。 そして、豊穣を祝うための踊りとして、脈々とアラブの女性たちに受け継がれていきました。( 一般社団法人日本ベリーダンス連盟さんより引用 )

 

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水野利彦先生作曲「摩訶不思議な夢」第三楽章「ピエロの楽団」

砂漠に突如現れた、色鮮やかなサーカスのテント。

華やかな夜の公演を終えたピエロの楽団は、砂漠の乾いた冷たい空気のような孤独を感じている…。

遠くに見える月明かりが、おどけるピエロの小さな影を砂漠に映す…。

そういう情景が浮かんでくる ( 私個人の感想です )。少しもの悲しい第三楽章「ピエロの楽団」。

 

ぴったりの画像が見つからないから、生成 AI を試してみるも、何度繰り返してもイメージ通りのイラストが出来上がらない…。

私の表現能力が足りないせいなのか、AI の機能が不十分なのかは、わからないが。

出来れば、アンリ・ルソーの「眠るジプシー女」のような雰囲気が欲しかった…。

 

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