2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
歳を取ると、一年が短く感じるようになるらしい。「ジャネーの法則」とか何とか。 ( Wikipediaより引用しました ) 他社中で公開処刑 (←この言葉はNGワードでしょうか?) されたのは、いつだったっけ?遠い昔のように感じる…。 新しい楽曲を習い始めた先週の…
訪問して下さって、本当にありがたく感じています。ですが今回は、マニアック過ぎるお話なので、お琴と尺八奏者以外の方には大変解りにくいお話となっております、と注意書き。 西洋のクラシック音楽などの分類の一つに“絶対音楽”と“標題音楽”と言うものが存…
お琴初心者さん向けの話題なので、お忙しい方はブラウザバックのご用意を 笑。訪問して下さったことに、感謝いたします。 お稽古していると、どうしても滑らかに指が動かない事が度々ある。たどたどしくなってしまう。 「タラリラーン」と弾きたいのに「タ、…
日本語を母国語とする 日本人の心の奥底には 琴線すなわち お琴の弦が 存在しているのだろうか 「琴線に触れる」という慣用句の意味は文化庁によると「心の奥に秘められた感じやすい心情を刺激して,感動や共鳴を与えること」と書かれていますす。 目の前の…
米国のミュージシャン達は「My Favorite Things」が好きなのかな?沢山カバー曲が存在している。子供の頃に必須科目として「The Sound Of Music」を全員見たのだろう ( ←仮定 )。 藤圭子さんの「圭子の夢は夜ひらく」のカバー曲の歌詞が、各々の歌手それぞれ…
先生と楽器店の店主に、執拗に勧められて門下生となる事となった私は、初日に可愛げの無い事を言い放った。 「どうせ、直ぐにやめると思いますが、とりあえず入会します。」 占いは当たらないが、自身の予言は良く当たる? 色んな事に興味を持ちやすく手を出…
その男性に出逢ったのは、南青山のとある古美術店だった。扉をそっと開け中に入ると、若くて美しい女性の店員が私に語りかけて来た。 「如春庵さんの処にいらしたのですか?」 「ジョシュンアンサン?」 意味も無いのに青紅葉の付け下げの着物を着ていた私を…
物とか異性とか ( 物と人を一緒にするな )、自身の手に負えないものを追い求めてしまうのは、人間の性 ( サガ ) なのだろうか? 手に入れてはみたものの、使いこなせなくて手放す例は、巷にごろんと転がっている。憧れの君と結婚したはずなのに、何故離婚す…
漆器を扱うお店に行くと、ふたつの同じお椀を差し出され「どちらが新しい方だと思いますか?」と訊ねられた方は多いと思う。 艶のある方が年月を経たもの。一見古そうに見える方が新しいもの。店主の自慢気な顔で語る蘊蓄を聞くのは、とても楽しい。 毎日使…
木フェチでなければ馴染みが薄いかも知れないが「泡杢、玉杢」と言う杢目が存在する。字のごとく、玉や泡のような模様が木目に現れる杢目の事、いわゆる銘木のひとつ。 板蔵ファクトリーの吉田 香央里さんが数値化し難い謎の「銘木の世界」について語ってい…
YouTubeで顔出ししたり、ネットでお稽古の様子や発表会の画像などをあげている社中が、沢山存在している。 私自身の画像は何処を探しても出てこない。 その代わり、先生や門下生達の動画は沢山あがっている。 着物を着てうろうろしていると、意外と知り合い…
※当ブログでは日本文化を勝手に応援しております。 お琴は桐で出来ているが、柾目と言う杢目の高級なお琴が存在する。 「いつかは、クラウン」ならぬ、「いつかは、柾目」。 冷たい湖畔の透き通る水面のような、美しい音色を奏でる。かつては、年輪ひと目5~…
このブログでは、一応「佐藤義久先生のお琴教室」を宣伝?しているのだけど。 実は何処のお教室でも構わなくて。 実はお琴で無くても構わない訳で。 三味線や薩摩琵琶、尺八なんかの和楽器なら何でも楽しいかも、と言う話をしている。 更に言えば、着物とか…
桜が咲くころと、虫の声が聞こえるころになると、私と旦那は野点を楽しむ事にしている。 普段おうちでの練習の時に使用している緋色の毛氈が、一役買って出る。 ぐらぐらと音を立てて沸いている熱湯を魔法瓶に入れ、家にある残り物をお弁当箱に詰めて、抹茶…
世の中で「先生」と称する人物は、時に対象相手と恋に堕ちる。先生と生徒、先生と患者。まあ「先生」も、人間なので仕方がない。 知人である凄腕英語講師は、そう言う輩を「三流」と呼び「駄目、絶対駄目!」と蔑む。が、私の身内や知人にも数名「禁断の恋」…
先日、初めて知ったスティーブ・ジョブズをすっかり気に入ってしまった先生は私に訊ねる。 「私 ( 先生の事 ) とスティーブ・ジョブズとでは、どちらがお金持ち?」 早くお稽古したい私は、塩対応したいところを、ぐっと堪える。 「スティーブ・ジョブズの方…
古典、宮城曲、クラシックからポップスやアニソンまで教えて下さる先生だが、時折お断りされる楽曲もある。 「習って無いから、教えられない。」 シンプルな解答で瞬時に却下され、半ば諦めていた楽曲。 初代山本邦山作曲「壱越」 仏様は、私を見捨てない。…
お教室では「先生」が調弦 ( お琴のチューニング ) をして下さる。門下生合同練習の時も同様だ。発表会の時は「お琴屋さん」が調弦して下さったお琴を使用する。おうちでは「私」が、ひとり静かに心を整えながら?調弦をする。 ところが!他社中に参加した際…
お琴を習い始めた頃、先生がポツリと呟いた。 「楽譜は自分で買わないと、上手にならないよ」 「先生」と名のつく方々に言われると、どんな言葉も深い意味があるように感じてしまう。が、作曲家である先生にとっては印税の関係などもあって、そう仰ったのか…
誰にでも予期せぬ事は起きる。 失敗したら、まずはお詫びをする。言い訳は口にしない。そして私は反省もしない w。 その代わり、何をするのか? 必ず「教え」を乞う。教えて頂く。自身の下手な理由は、自身が一番知っている。 練習してないからだ。 知ってい…
他の社中でのお稽古参加。少人数なのは良かったが…。 玉砕どころか、公開処刑! 主催者急用のため不在。見知らぬ人の中、習った事の無い練習不足の楽曲を口パクならぬ手パクで通す予定だったのに。 上手な方々の技術を盗みに行こうと思っての参加は、そう甘…
他の社中の方から、練習のお誘いを受けた。 自分の社中での課題曲だけで手一杯な私は、他の方との課題曲まで練習出来るわけがなく、昨日から慌てて練習し始める。が、上手く弾けるわけがない。 「行くのやめたら?下手過ぎるよ。みんなに迷惑がかかるよ。も…
初めて来た場所なのに、何故か懐かしい気がする。 初めて会った人なのに、何処かで出会ったような気がする。 初めて聴いた曲なのに、何処かで聴いたことがあるような気がする。 2001年に大ヒットした、カイリー・ミノーグの「Can't get you out of my head」…
夕飯を終え 席を後にするわたしを そっと振り向かせた その微かな音色は 女人の顔を笠におおわせ しなやかな白い手にさえ 色香を纏わす お祭りと言うよりは お祀りのように 神様の待つ 其のところへ 往くのか帰るのか 私を 捕らえて放さない 三味線と 胡弓と…
時々、和楽器の演奏会に行く私は、事前に軽く演目を見ながら予習をしたりする。奏者の急な用事や流行りの病で、欠員が出た場合のピンチヒッターとして、いつ呼ばれても良いように 笑。 無形資産が乏しいのか?未だ、そう言う機会には遭遇しないが、今後に期…
突然だが、米国における黒人の地位を底上げしたのは、マイケル・ジャクソンでもオバマ大統領でも、ましてやパウエル国務長官でもなく (勿論彼らはかつて無い程の偉業を成し遂げ、黒人の地位を上げたが)、Jay-zとNasだと信じて疑わない私。 二人のゲームに参…
結局「どの席でも構わないからチケット取ろう」となって、フジコ・ヘミングさんのリサイタル予約サイトで格闘する事1時間。アクセスが多くて、サーバーがどうのこうので、面倒になったのでリタイア。歯医者の予約を忘れていた。チケットをサイトで取るのって…
お琴で528Hzを奏でてみよう、と言う少数派のための話なので、お忙しい方はいつものように、ブラウザバックして下さいませ。 過度なストレスに晒され、傷ついたり壊れたりした細胞のDNAを修復するといわれている奇跡の周波数528Hz。都市伝説や陰謀論まで囁か…
マクロな意味で言えば、全ては同じ。神の目から観れば全ての生きとし生けるものは、等しく尊い ( はず? ) 。 「権威」と言うものに、畏れと憧れを抱くが、その実態は「ミクロの世界」だと気がつく。私の場合、気がつく迄にかなりの時間を要する事となった。…
フジコ・ヘミングさんのコンサートに行きたい!90歳の彼女の奏でる奇跡の音色を、魂の音色を、自身の耳で身体で聴いてみたい!私が ( 或いは彼女が ) 生きているうちに。 「S席、最前列から3列目迄。それ以外なら行かないよ。」と旦那が言う。普通の予約サイ…