本来の趣旨は町の復興のための灯だったようだ。私には何故か、この灯が「灯籠流し」に見えて仕方がない。
2020年、コロナ禍の修善寺で行われた「灯プロジェクト in 修善寺」。
遊郭をテーマとした和モダンな旅館「五葉館」の若女将さとかさんの説明文には、灯が消えてしまった修善寺の人々を元気づけようとする、優しい励ましの言葉が綴られてはいるが、彼女のお琴の音色には「 悲しみ 」と「 やるせなさ 」が宿っている。
どんなに辛く悲しい事があっても、前を向いて歩きましょう…。
彼女自身が、自身に語りかけるように弾いていらっしゃるのだろう。
平和な世界を皆で創る事が、出来ますように…。 終戦記念日を迎える日にて