お琴今昔物語

門下生の独り言

本当の意味での「動物愛護」を考えてみる。

かなり昔だが…。野良猫を、( 旦那が 連れて来たので ) 飼っていた。ブリーダーの知人が処分に困っていた子犬を、 ( 旦那が引き取って来たので ) 飼っていたこともある。自分のでも、他人のでも、犬猫が好きだ 笑。

それでも、ブロガーあみだくじ代さんの切なる訴えには賛同する。賛否両論あるとは思うが…。

敷地内侵入によるふん尿問題と愛車への傷」といった野良猫被害は、私だって困惑する。くじ代さんは語る ( 記事より引用 )。

 

「飼い猫をテレビやネットで見て可愛いと思うのは自由です。

それと餌やりは別と考えて下さいよ。

飼い猫の放し飼いと野良猫への餌やりを禁止にする。

これを猫嫌いや被害者が広めても
「猫の可愛さがわかってない愚か者の戯言」
と取られるでしょう。

なので、猫好きの人こそが広めてほしいと思います。」 ※ 猫好きなので記事にしてみました。

 

そして極めつけは、この写真! ※ 少し上下をカットしています。

可愛い子猫ちゃんが、くじ代さんの車のエンジンルームで怯えた眼をして何かを訴えている。くじ代さんは更に語る ( 記事より引用 )。

 

「虐待?
バカ言ってんじゃないですよ。

これ気付かずにエンジンかけて走り出したらどうなるかくらい理解してもらいたい。

仮にこの中でミンチになったり首チョンパや丸焦げなっても被害者はわたくしですよ。

可哀想と思う前に、わたくしの車の中でなにしてくれてるのって感情が先にきます。」

 

あみだくじ代さんの新車の下に住み着いた野良猫が、子猫を産んだらしい。猫が苦手なくじ代さんは触れないので、その都度ボンネットを開けて確認する。優しいお人柄が伺える。

可愛い子猫と恐怖の現実が見事なコントラストとなっている秀逸な写真。フォトコンテストなどに出品して、沢山の方々に見て頂きたい。否、公的機関に持ち込んで、そのまま動物愛護のポスターになるほどのクオリティを感じさせる。

子猫ちゃん側も、くじ代さん側も、両者が被害者で加害者となってしまう。その根本を何とかしようよと言う両者の訴えが、この写真一枚で見事に表現されている。

藝術とは何かはわからないが、真剣な方々の訴えは、技術を越えた力がある。

 

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