突然だが、米国における黒人の地位を底上げしたのは、マイケル・ジャクソンでもオバマ大統領でも、ましてやパウエル国務長官でもなく (勿論彼らはかつて無い程の偉業を成し遂げ、黒人の地位を上げたが)、Jay-zとNasだと信じて疑わない私。
二人のゲームに参戦した数々のアーティストに、さらに拍車をかける事となる白人の刺客Eminemが、ディスりながら黒人を礼讃している ( と思っていたのは私だけ?)。
マイケル・ジャクソンは白人に成ろうとしたし、オバマ元大統領は中身は白人にしか思えなかった。
黒人が黒人のままで、黒人の地位を今までとは違う立ち位置に確立していったのは、Hip-hop以降の出来事なのだと。暴力や思想ではなく ( 勿論、それがゼロとは言わない )、影響力とオカネの力で解りやすく地位を確立させた。
経済市場主義で、民主主義なのだから、ゲームは勝った人の勝ち。戦う相手は、白人ではなく「底辺と言う待遇を、何の疑問も無く受け入れている黒人自身」だったかのように感じる。
犬猿の仲だったJay-zとNasが一緒になるなんて、キング牧師でさえ夢を描いたりは出来なかったはずだ。
彼らの音楽性には、とやかく言うつもりは無く ( 歌詞?等に触れるのは特にやめておく ) 、「何故彼らがヒエラルキーの底辺から這い上がれたのか」だけを研究している ( ←大して研究してないが )。
日本における女性の地位って、正直異常に低いな。
女性が女性のまま、女性の地位を底上げするには、黒人が黒人のまま、黒人の地位を底上げした彼らの手法からヒントになる何かがないだろうか?
あまり、参考にならないかも…だが。
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