お琴今昔物語

門下生の独り言

「武道」では無く「着物」で。

仏教で説かれている「心身一如= 肉体と精神は繋がっている」を前提として。

近年流行りの地産地消の概念「身土不二 =人間の体と人間が暮らす土地は一体である」とするならば…。

私の身体と心は、日本の土で出来ている ( はず )。

 

和楽器の上達に欠かせない「日本古来の動作」とは何か?

かつて、お料理教室の先生は私達生徒に、「日本古来の動作」を習得するために「武道」を学ぶよう推奨したが、「天然理心流」は断念した…。

 

外出する時は殆ど着物を着て行くが、お琴を習い始めてから、正座をすると「着物に出来る皺」が気になり、おうちで練習する際には着なくなってしまった。

 

ふと…。寒かったせいもあって。久しぶりに着物を着たまま正座で、お琴を弾いてみた。

お教室では椅子に座ってのお稽古なので全く気がつかなかったが、実に弾きにくい。

「こんなに弾きにくかったっけ?」

いつもの様に弾く事が出来ない。「正座」と「着物」のせいか、可動域が違う。矯正せざるを得ない。どうしよう 汗 ( ←練習せよ )。

いつの間にか、私は「日本古来の動作」を忘れてしまっているのかも。

そもそも「道」と名のつく習い事をしたことの無い私は「日本古来の動作」と言うものを知らないのだろう。

時々「おうちで、着物を着て正座でお琴を弾く練習」をしよう、私。

 

時には「着物を着てお出かけ」してみては? 「日本古来の動作」は、私達のDNAに何かを語りかけて来る…かも w。

 

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https://19carrollstreet.jimdofree.com