お琴今昔物語

門下生の独り言

お琴チューナーアプリ、役に立たない説

お教室では「先生」が調弦 ( お琴のチューニング ) をして下さる。門下生合同練習の時も同様だ。発表会の時は「お琴屋さん」が調弦して下さったお琴を使用する。おうちでは「私」が、ひとり静かに心を整えながら?調弦をする。

ところが!他社中に参加した際は、「初めて出会う他人様のお琴」を自分で調弦することとなった。

困ったことに、チューナーアプリが他の音 ( 楽器や話し声、外の音など ) を全部拾ってしまい、全く使い物にならない。「調弦したいので、しばらく静かにして頂けますか?」とは、さすがに言えない私…。

 

「だから、言ったでしょう。チューナーアプリなんかに頼ってはいけないと。」

先生が勝ち誇った顔をしているのが脳裏に浮かんだが、書き消そう。まずは目の前の現実に集中!

結局、自分の記憶だけを頼りに調弦を済ませた。練習不足でたどたどしく弾く私の音に、調弦が合っているかどうかなど他の方々は気にもとめていない様子。とりあえず事なきを得た?

 

調べてみると、クリップ式のチューナーや、チューナーアプリ専用のマイクなど、現代では優れた商品などが存在している事を知った。それでも…。

 

自分で正しい音感を身につけないと。

 

チューナーアプリは万能では無かった。チューナーアプリ依存症から抜け出そう、私。

お琴初心者さんが、私の二の舞を演じないようにと、老婆心で書いてみた。  

 

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