お琴今昔物語

門下生の独り言

元筝曲部だった皆さまへ…

先日「おうちに帰って一週間何も練習しなければ、当たり前だが絶対上達しない w。」と記事に書いたが、撤回します。

 

最近知り合ったお琴がとても上手な若い女性。力強いタッチだったので、( 彼女の ) おうちのお琴の糸締めは何本かと聞いてみた ( 私は6本強だが、力のある人は7本とか8本。数字が多いほど強く締めると言う意味 )。

若い女性「私、家にお琴持って無いんです…。」

私「・・・?」

聞くところによると、学生の頃は筝曲部だったらしい。顧問の先生以外の「師匠」にはついていない。

卒業後は、時々「値段の高い」スタジオを借りて集中して弾くと言う。

「( レンタル料が ) 高いから、元を取ろうと思って凄く集中するんです 笑」

先生は「練習量が全て」と仰ったが、同時に「集中力も大事」と仰ってた。忘れてた w。

おうちにお琴が無くても、若い頃に会得したものは、容易く失ったりしないのだろう…。

改めて「若い」って凄いなと感じる。

「芸大卒」や「有資格者 (師範や大師範)」も、恐ろしいほどの威力を発揮するが、「筝曲部出身」も恐ろしいほどの底力を備えている。

驚いてる場合ではない、撤回しなきゃ!

筝曲部出身の皆さま、時間が経過していても、おうちのお琴が何処かへ行ってしまっていても、「昔取った杵柄」は衰えること無く温存されているようですよ♪

 

佐藤義久先生のお琴教室のホームページはこちら⏬⏬⏬

https://19carrollstreet.jimdofree.com