お琴今昔物語

門下生の独り言

昨日出来た事は、今日出来る。今日出来た事は、明日も出来る。

現在完了形の継続(だったか忘れてしまったが、間違っていたらご一報下さい)と言う、よく解らない英語の存在について。凄腕英語講師の知人が「昨日出来た事は、今日も出来る。今日出来た事は明日も出来る」と言うようなニュアンスが含まれていると教えてくれた。

確かに怪我や病気にでもならない限り、いきなり何かが出来なくなることは無い。昨日歯磨きが出来て、今日出来なくなることは無くて、出来なかったとしたら「やらなかった」が正しい説明になる。

何が言いたいのかと言うと、出来なくなるのは「歳のせい」では無く「やらない日の積み重ね」の結果なのでは?と考えさせられる。

勿論、多少の衰えはあるだろう。それでも「昨日出来た事」は今日も出来る。ただ、毎日続けないと「やらなかった」が「出来なくなった」に必ず変化する。

どの業界にも驚くような年齢まで現役で活躍していらっしゃる方々がいる。「小さな頃からやっていると、あの歳まで出来るのね。」と人は言う。そうかも知れないけど「1日も休まず続けたから、あの歳まで出来る。」のだと思う。たゆまぬ努力の存在を忘れてはいけない。

小さな頃からでなくとも何歳からでも、今から始めれば「今日出来た事」は「明日も出来る」。

(ただし、このニュアンスはネガティブな文章には使わない事を注意しないと、大変な事になる。)

 

佐藤義久先生のお琴教室のホームページはこちら⏬⏬⏬

https://19carrollstreet.jimdofree.com