お琴今昔物語

門下生の独り言

666

海外(特に英語圏)の方々が驚く日本事情のひとつに「麻生総理大臣」というのがある。英語的発音をすると「President A🇯🇵s hole」にしか聞こえない訳で、当時の米国の大統領が紳士で温厚なオバマさんで本当に良かったと、神仏には感謝しかない。

これで一躍日本と言う国が世界から脚光を浴びるようになったかは定かではないが、私はこの国に生まれてきた事にある種の誇りを感じた。トランプさんを大統領にしてしまう米国に対しては畏敬の念を感じるが。

ところで邦楽の世界では、6歳の6月6日からお稽古を始めると上達する、という古くからの言い伝えがある。私がお教室に足を踏み入れた日に「お稽古始めの日が丁度6月6日(私は6歳では無かったが)からになるから上達するわよ。」と、楽器店の女将さんに煽てられて入門してしまった。その時に初めて6歳6月6日の話を知った。

なんとも怪しい数字が並んでいて、頭の中にはオーメンとダミアンと666が渦巻いている私の脳内などお構いなしに、話はどんどん進んで行く事になる。麻生総理大臣に勝るとも劣らないほどのインパクトのある話だが、外国からのお客様に説明するのはやめておこう。

そもそもなぜ6歳6月6日なのか?驚くことに発端は世阿弥迄で遡る。詳しいことは

なるほど。

何かを学ぶのに遅すぎることは無いと思っているが、永く残っている言い伝えには理にかなった何かがある。確かに6歳くらいから始めていれば・・・、と感じることは多々ある。

6歳の自分に習わせたいこと、何だろう?ふと考えてみる。

 

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