お琴今昔物語

門下生の独り言

「奥義」って、あるのだろうか?

東京藝術大学日本画科を現役で合格した方に、デッサンの奥義とは何かを聞いてみた ( 私は描いたりしないが、なんか凄い人に出逢うと、すぐに奥義を尋ねる癖がある…)。

 

「兎に角、沢山沢山描くこと。描いているうちに自然と解ってくるから。」

 

消しゴムと食パンは、沢山使うようにと付け加えられた ( 食パンはぼかす為で、お腹がすいたら食べることも可能?だとか )。

 

同じテーマを描き続けるのか?と言う私の疑問には、何でも良いとの事で、とにかく様々な物を描きまくると、ある日ふっと理解できる時が「必ず」やって来る…、と言う。

 

毎日練習している私だが、ある日ふっとなんて来た試しがない。楽譜に書いてある通りに弾けるようには成るが、「そうだったのか!」みたいな気付きや閃きの瞬間は未だやって来ない。練習量が足りないのかな?まあ、いっか。

 

しかし、シンプルな解答だった。実は、もう少し違った言葉が返ってくるかとかなり期待していた。

 

そして、どの業界の方々も皆同じ解答をする不思議…。

 

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