お琴今昔物語

門下生の独り言

芸術家ごっこ

着物を着る以前の私は、香水が好きだった ( 今でも好きだが )。苦手な方も多いかも知れないが好きなので仕方がない。

着物に合う香水探しは私にはかなり難しくて、最終的に「塗香」を纏う事に落ち着いた。

仏教では身を清め、邪気を遠ざけるために使われ、参拝などにも取り入れられていると言う漢方薬のような薫りだ。

確かに「心が落ち着く」が、落ち着きすぎて「祖父母のような薫り」がする?

香水をボトルで購入しなくなった代わりにNOSE SHOPと言うニッチ香水専門店で「香水ガチャ」をするようになった笑。旦那が嬉しそうにガチャガチャをする。

最後に行った時はLABORATORIO OLFATTIVO チュベローシスが二回出てきた。

今日はBdk Parfums グリシャーネルが出てきた。

どんな香りかを書きたいのではなく、ガチャガチャで出てくる御神籤のような香水の意味を読み解く。

グリ シャーネルとは「銀色の情欲」と言う意味。

何だろう、これ?

才能ある芸術家たちなら、ここから絵画や音楽や映像を創造していくのだろうな。

「少しくらいは、何か創造出来る?」

無理でしょっと言わんばかりにクールな顔で香水が囁く。

それでも少しだけ、想像力を膨らませてみる…。

 

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