お琴今昔物語

門下生の独り言

「手」を使うと言う手段

「手」と言う器官は実に不思議な器官だな。

身体に溜まった「邪気」は、手の指先から出ていくと氣功の先生は教えて下さった。

手や足の指先を良く揉むようにと、整体師は教えて下さった。

文章を書く事は、良くも悪くも「排出行為」だとお料理教室の先生は仰っていた。

 

ブログに愚痴や怒り、不安や不満などを書いていらっしゃる方々を見ると、手からスマホやPCを通して「邪気」が出て行くようなイメージが浮かぶ。

とても良い事だと感じる。

そうそう、その調子。もっと「邪気」を吐き出してしまおう!

どんな手段でも構わないので、「邪気」は身体に溜めない方が良いに決まっている。

 

以前、記事にした長唄三味線の杵屋響泉氏 ( 現在107歳 ) の場合は、三味線を弾く手からそれらの思いを昇華させるのだろう。

「悔しいこと、悲しいこと、なんか嫌なことあるじゃない。そん時、私はね一曲やっちゃうの。そうすっと、何をそんなに怒ってたのかしら。まあ、しょうがないじゃないって諦めが出来てね、忘れられんの。」

 

お琴を弾く私の指先からも、時々「邪気」が抜けていく 笑。

日々、嫌なことは ( もしかしたら ) 沢山あるのかもしれないけど、一曲どころか何曲も弾いているから、全部忘れてしまう 笑。

 

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