お琴今昔物語

門下生の独り言

卓越していると言うよりは、「達観」していらっしゃる…

今回も、お琴初心者さんに向けて多少マニアックなお話ですが、いつも訪問して下さる事に深く感謝しています…。

 

 

今もだが…。

特に習い始めたころは、超絶技法に驚くと同時に畏れをなす。そして、憧れを抱く。

Yohji Yamamotoが良く似合う今野玲央君の「甦る五つの歌 (沢井忠夫作曲)」。

イケメン奏者に超絶技法、日本コロムビアさんの技術も加わって、見ごたえのある素晴らしい動画に仕上がっている。

大人になってからのお稽古ならば、このような技法を強いられる事は、( 沢井筝曲学院以外 ) 多分無いのでご安心を 笑。

 

 

 

月日が経ち…。

自身の「驚きと畏れと憧れを感じる動画」が、変化していく。

なのはなさいたさんの「春の海」。

普段の生活のままお琴を弾いていらっしゃる 笑。途中息子さんが帰宅し、ドアの音や口笛が入る。彼女は微動だにしない w。

技法が素晴らしい。指使いや手の動きの美しさ…。目を閉じて聞くもまた良し…。

これが、素晴らしい舞台で。美しい着物や、見事なお琴を使用して。音響や映像のプロを使う…、としたら?

周りがどう変化しようとも、彼女の演奏は変わらない。そう感じさせる芯の強さに驚嘆の念を抱く。

思い浮かぶ言葉は。

「練習は本番のように。本番は練習のように。」

 

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