野暮な私は、梅の花を見に行く時分に、梅の花の描かれた着物を着て行く。
締めた帯に大きく描かれた胡蝶は、「梅の絵では無く本物を見たい」と私にせがむ。
胡蝶に誘われ、梅の花を見に行く。
今日、一気に開くこととなった梅の花には、メジロ達が「この世の春」とばかりに蜜を啄んでいた。
胡蝶 ( 能の演目 )
旅の僧が梅の花を眺めていると、胡蝶の精が現れ、春夏秋の花には戯れることができるが、梅の花には縁がないと嘆く。しかし、法華経の功力により梅の花にも戯れる事ができ喜びの胡蝶の舞を舞い消え失せていった。 ( 能楽協会さんより引用 )
能の演目に因んだ着物を装うも…。
梅の花を愛でる私の脳内に流れる曲は…。
※ カラオケにお使い下さいませ♪
梅は 咲いたか 桜はまだかいな
柳ゃなよなよ 風しだい
山吹ゃ浮気で 色ばっかり
しょんがいな