お琴今昔物語

門下生の独り言

目の前の人のために 其の壱

戦略を考えてみる。

 

尺八奏者に出会った私は「壱越」を練習し始めた。

先生に教えて下さいと今日も頼んだのだが、再度お断りされた w。

「習ってないから教えられない。あの曲は作曲家が尺八奏者だから尺八がメイン。お琴は伴奏みたいで、メロディーを感じないんだよ。」

「習っていない」とは言うが、流派の違うものでも気になった曲は、先生自ら積極的に学んでいらっしゃる事を私は知っている。要は先生にとって、魅力的では無いらしい。

 

私には魅力的なのに、先生には魅力的では無いのは何故か?

先生は「壱越」を「何処かの演奏会で、誰かが弾いたものを聞いた事がある」と仰った。

私は「壱越」を「YouTubeで、人間国宝の山本邦山氏と沢井忠夫先生の演奏を聞いた」のだった。

沢井筝曲院の創始者である沢井忠夫先生の演奏は、緻密で繊細な美しい音色だが、いつ聴いてもうっとりとしてしまう。( 動画の楽曲は「鷹」)

先生にも是非とも私の聴いたYouTubeの「壱越」を聴いて頂きたかったのだが、時間の都合上スルーされてしまった。

to be continued

 

佐藤義久先生のお琴教室のホームページはこちら⏬⏬⏬

https://19carrollstreet.jimdofree.com