お琴今昔物語

門下生の独り言

必要なものは、何時の間にか手にしている?

郊外へ行くと、無人の農家さんの直売所 ( 代金を入れる箱が置いてあるだけ ) があったりする。ドライブしていて遭遇すると、つい車を停めて覗いてしまう。

100円のオクラを買おうと思ったが、 100円玉が無かった。

丁度、トラクターに乗ったお父さん ( 生産者さん ) が通りかかる。1000円札でお釣を貰おうとした私に…。

「奥の玄関を開けて、箱の中に小銭が入っているから、自分で数えて持ってって。」

あまりの人の良さに驚く 笑。つい、買うつもりの無かった 300円の小豆も手に取り、箱に 1000円札を入れ 600円のお釣を数えて持って帰る。不審者っぽいな。

小豆は薬膳では腎臓に良いとされている。かつて日本では旧暦の朔日と15日には小豆ご飯を炊いて食す風習があったらしいが、詳しいことは割愛。※ ご興味のある方は、検索なさって下さいませ。

お料理教室で、小豆はお砂糖や脂肪のデトックスにも効果があると教わったことを、急に思い出す。

ただし、お砂糖を入れて煮るのではなく。少しの昆布と煮て、最後に少しのお塩を加えるだけのもの。「塩小豆」と呼ばれている。

「○○ちゃん ( 私のこと) は、最近甘いものを食べ過ぎてるから、ちょっとデトックスせよ。」

と、神さま仏さまに言われてる気分 ( 実際には言われてません w)。

塩小豆、効果があるかはわからないが 笑、小豆を手に取ってしまったのだから、多分「今の私」には必要なのだろう♪

「人を疑う」と言うことを知らない、トラクターに乗っていた生産者さんのようになれますように✨と期待を込めて塩小豆を煮た。

小豆はお砂糖で煮た方が、やはり美味しく感じる enaki2…。

 

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