佐藤義久先生の筝曲「銀色の翼に乗って」についてお稽古中に質問してみた。
「銀色の翼って、何の翼ですか?」
私はどうでも良いような質問を、先生にかなり聞く。
「龍、かな?」
曖昧検索でひっかかりそうな答え方をされた。はて、龍に翼なんてあったかしら?西洋のドラコンには翼があったような気がしたが、日本の龍には翼が無いような気がする。私の記憶はいつも曖昧だ。
日本で言うところの「龍」の画に、翼の有るものは見つけられなかったが、「龍に翼を得たる如し」と言う諺を発見した。「力の強いものに、更に力を加えるさま」と言う意味だそうだ。
この曲は、そう言うイメージだったのか?と習った一年後に理解した。「で、それ程強いものに乗ってどうするつもりですか?何処へ行くんですか?」と質問しようと企んだが「自分で考えないと。」と答えが返って来そうなのでやめた。自分で考えないと、演奏の幅はいつまで経っても拡がらないらしい。
〈追伸〉You Tubeで「銀色の翼にのって」をご覧になって下さった沢山の方々に、この場をお借りして心からお礼申し上げます。お琴の練習をする時の参考にして頂ければ、とても嬉しいです。
ありがとうございました。(管理人)
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