お琴今昔物語

門下生の独り言

何を信じるのか?

上司と意見が合わない。多分、誰しもが当たり前に遭遇する事なのだろう。上司では無いが師匠 ( 先生 ) と、時に意見が食い違う。

予習する際、YouTubeでお手本としている大御所の演奏と、お稽古で先生から教わる奏法が少し違う。先生にその旨を伝えると

 

「大御所が言うのなら、世の中ではそれが、″正しい'' となるのだろうね。でも私が師匠から教わったのとは違う。」

 

「権威」と言う、ある種の虚空を盲信しない。

伝言ゲームと同じように、口伝と言うものは何代か経つと違ってくるであろうから、当然同じ流派でも少しずつ違いが出てくる。

目の前の現実しか信じない私は、まずは先生に教わった通りに練習する。

大御所のYouTubeでの演奏もお手本にはするが、結局は目の前の先生の演奏が、私にとっての正解となる。所謂「師匠が黒と言ったら、白いものでも黒になる」。もちろん、そう言う理不尽な事は番度起きないがw。

スティーブ・ジョブズイーロン・マスクの名前くらいは知っているが、現実的には知り合いでも友人でも何でも無い。彼らの戦略や格言は、学ぶ価値があるのかも知れないが、超現実主義の私は、ご近所や身内の人格者 ( 或いは、身近なしくじり先生 ) からしか学ぶ価値を見いだせない。

 

どれが正解かなんて、私に解るはずが無い。私は未熟者なのだから。

わからない時は、自分の目の前に居る人の答えが正解、と勝手に信じている。

 

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