お琴今昔物語

門下生の独り言

調弦の美学

四国の邦楽さんのホームページの「調弦の美学」に掲載されていた佐藤義久先生の記事の紹介です。かなり昔に書かれた記事かと思われますが、門下生としては嬉しいですね。ありがとうございます。

 

かつて佐藤義久先生の曲を練習していました。皆が、チューナーで調弦をすれば調弦時間の節約にもなるので、チューナーに頼り切った調弦をしていました。ちょっと物足り無さを感じながらも、「まっこんなものか」てな調子でした。佐藤義久先生が高知に来て演奏会となりました。先生が一人で調弦をしたのです。その箏を同じメンバーで演奏して、少し大袈裟に言えば、「私達こんなに上手だった?」状態です。そう、純正率の調弦、しかも、神様が許すであろうレベルの調弦は、調弦だけで、人を感動させる物なのかも知れません。プロの耳とはそう言う物だと言うこともこの時に知ったのでした。

 チューナーも便利だし捨てがたいのも事実です。でも、転調がないとか少ないと言った曲はできれば、チューナーを卒業した調弦を試みたい物だと思いました。

 

先生にはやはり「YouTubeの視聴」と「スマホで検索」の、どちらも是非覚えて頂きたい…。

 

佐藤義久先生のお琴教室のホームページはこちら⏬⏬⏬

https://19carrollstreet.jimdofree.com