お琴今昔物語

門下生の独り言

好事魔多し

お題「お酒での失敗談」

「あいつ、危ねーな。酔っ払ってんだよ。」サイドミラーに映るジグザグ走行している車を見て、旦那が呆れる。

バーン、、、ガガガガガ、、、ブブ、、ブーン。

案の定、横に突っ込んできた。ぶつけたついでに急いで逃げていく。猛スピードで追いかける旦那。

※ 良識のある大人の皆様は、どちらも真似しないように。

追いついて相手の車のドアを開ける。お酒の匂いが開いたドアから溢れ出る。

旦那「何逃げてんだよ 怒。って言うかお前、酔っ払ってんじゃん。」

相手「今すぐ警察に行きましょう。」

旦那「???お前、馬鹿なんじゃない?飲酒運転で捕まるぞ。留置行きだぞ、絶対やめとけ。」

相手「いえ、警察に行きましょう。」

旦那「車、直してくれればいいから。」

相手「どうしても警察に行きたいんです!」

 

旦那「???お前、正気か?免取になるぞ 怒。免許見せてみろよ。」

酔い過ぎて完全に自分を見失ってる w。が、素直に免許証を見せる酔っ払い。

旦那「お前、今日免許取ったばっかじゃん 笑」

相手「今日誕生日なんです 喜。みんなでお祝いしたんです。」

それで泥酔か。二十歳の君、オメデトウ。

旦那「とにかく絶対警察には行かないほうがいいって。大変なことになるぞ。修理してくれたら、それでいいから。」

相手「まずは警察に行きましょう。どうしても警察に行きたいんです!」

 

命がけで説得する旦那に反抗的?な酔っ払いは、断固警察行きを譲らない。そして、2台の車は警察に向かう…。

警察「なんだ、お前、酒臭いな。今すぐ検査するぞ。」「凄い数値だな 怒!今夜はここに泊まりだ。免許取ったばかりだが取り上げだ。」

そして、相手はその夜留置で一晩過ごす羽目になってしまった…。

旦那「だから何度も親切に言ったじゃん。警察には行かないほうがいいって。」

 

何故、あれほど警察に行きたがったのかは謎だが、お酒の飲み過ぎは人間の判断力を著しく低下させる事は確かなようだ。

人の忠告は素直に聴いたほうが良い時もある…。

免許を取ったその日に免取になって、誕生日を留置で一晩過ごす事となってしまった彼。名前は忘れてしまったが、確か大田区山王に住んでいた。

ドライブレコーダーなんて無かった時代。

元気でいることを願う…。

 

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