その曲は…。
「楽譜」を眺めている時は、弾いてみたい!と思わせるものではなかったのだが…。
三っ音会さんの、演奏をYouTubeで視聴しているうちに「こんな風に弾いてみたい!」と、その気になる。
( 過去に掲載しましたが、気に入っているのでまた載せてます♪)
ホールを貸し切って、三っ音会さんが本気で取り組む「SAKURA」。
作曲家水川寿也先生ご本人を交えての演奏。
美しい着物、美容院で華やかにセットした髪型。
立奏台には、美しい彫りが施されている。
プロのカメラワークや音響、編集が加わって、艶やかな演奏動画が出来上がる。
「魅せる演奏」は眼だけでなく、聴覚にも訴えてくる。
なぜ、この曲を選んだのだろう?
三っ音会主宰であり生田流筝曲大師範でもある筒井詠子先生に降りてくるビジョン。
お琴は音色も奏者の生き様も「美」である…。
筒井詠子先生の感じた「桜」の氣と、水川寿也先生の感じた「桜」の氣に、私も触れる。
氣が触れる…。
春、桜が咲かんとする頃に。