お琴今昔物語

門下生の独り言

「才能」に見えない「才能」

お稽古の進み具合は、人それぞれだ。が、門下生のひとりに、かなりの強者 ( つわもの ) がいる。( ○○さーん、あなたの事ですよーw!)

ひとつの楽曲を去年の12月から、ずっとお稽古している。進み具合からすると多分、今年いっぱい続くと思われる。

あれ?似たような人物がいらっしゃる。

私は好奇心が先走ってか、せっかちなのか、飽きっぽいのか、直ぐに違う曲をお稽古したがる。

先生としては、どちらのタイプともスタミナが合わないらしく、お疲れ気味だ。

私は彼女に底知れぬ「何か」を感じる。ひとつの事に固執し、研鑽するその姿に感じている物とは何だろう?

人はそれを多分、「才能」と呼ぶのだろう。

この手のタイプは、ある日突然開眼したりする。目を見張るような進化を遂げる事になる。

先生はお疲れモードで気がついていないようだが、彼女には計り知れない可能性が宿っている。

一年と言う時間を費やして、ひとつの楽曲に取り組むその姿勢は、私のような凡人には奇異に映る。

何かを成し遂げた事の有る方々からすれば、至極当然なのだろうか?

皆さまの周りにも居るかも知れない。

あるいは、皆さまの中にもその様な方がいらっしゃるのかも知れない…。

 

佐藤義久先生のお琴教室のホームページはこちら⏬⏬⏬

https://19carrollstreet.jimdofree.com