お琴今昔物語

門下生の独り言

初心者さん向け「お琴の選び方 」

お琴初心者さん以前の方と初心者さんに向けて「お琴選び」のお話。

楽器を嗜んだ事のある方なら「良い楽器は、奏者を導いてくれる」「楽器が教えてくれる」と言う言葉を耳にした事があるかもしれない。

楽器店の常套句とも思える言葉だが。

沢山のお琴を知っている訳では無いから、真実はわからない。

お琴のランクや中古の選び方の話は、ネットで検索すればいくらでも出てくるから自分で調べてみよう。終わり。

 

と言う話ではなくて。

 

全てが「ご縁」なのだと感じる。

 

楽器店泣かせな事を言いたいのではなく、自分の目の前に現れた楽器は全て、私達に何かを教えてくれる。

勿論、楽器にランクはあるし、善し悪しも有るのだろう。が、出会ったお琴を大切に扱ってあげれば、お琴は精一杯の力を出して答えてくれる。

背伸びをして高価なお琴を買うのも正解。中古で一番安いお琴を買うのも正解。拾ってくるのも正解なのだと思う。

何故なら、全てのお琴には職人さん達の熱い思いが込められているから。

 

そして、最後にひとつ。全ての曲に万能なお琴など存在しない。しかし、お琴にとって得意な曲が必ずひとつは存在する。

それを探し当てる事が出来た頃には、そのお琴を選んだ過去の自分を褒めてあげよう。

 

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