きのう、ストリートお琴を提案する記事を書いたが。
「怠惰な日常」と謳っている割に全く怠惰ではない日常を送っていらっしゃる、たぬちゃんから
「お琴はピアノみたいに特に調整無しで弾けるんですかね?」と、鋭いコメントを頂いたので、中古のお琴について少し。と言うか、長くなるので興味の無い方は、速やかに「たぬちゃんの怠惰な日常」⤴️で癒されて下さいませw。
仮に公共の場に中古のお琴を設置するとして。演奏可能なお琴の「最低限の条件」を考えてみる。あくまでも、私個人の感想なので、汝盲信するなかれ?
まず、割れていない事。13本の弦が張られている事。お琴柱が13個揃っている事。この3点が「最低限の条件」。後は専用の「お爪」を指に三本はめれば、弾く準備が整う。
現在流通している中古のお琴は、木が古いものでも、音が出る。多少糸が劣化していても、音が出る。音色に拘ると面倒な話になってしまうが、拘らなければ、とにかく音が出る。ちなみに私のお琴は60年以上前の物。
調整は必要無いとは言わないけど、拘らなければ特に必要無いかな ( と思う )。ただし、お琴柱の置く位置を変える「調弦」は絶対必要。
先日、骨董品屋さんから古い並甲 ( お稽古用 ) のお琴を頂いた。琴柱を立てて、音を出させて頂いたが、お店の方々の耳には「お琴の美しい音色」に聞こえたらしい。私と旦那の耳には少しばかり「あれっ?」と感じた。
其の弐へ続く…