九月中旬に他社中にて、「壱越」を十八番とする尺八奏者の方々に出会った。
これはチャンスとばかりに楽譜を購入するも、先生からは「習ってないから教えられない」と却下される。
が、しつこく先生をその気にさせるべく毎日おうちで楽譜を解読 ( 流派が違うので、まず解き明かさないといけない ) 、YouTubeを何度も聞きながら練習する。
お稽古の度に、先生にお披露目するが「魅力を感じない」の一点張り。どうしたら、先生が「教えよう」とその気になるのか対策を練る。
そうこうしているうちに、10月の他社中でのお稽古となり、拙いながらも「壱越」を合奏 笑。
あれ？とりあえず、なんとなく弾けるようになってる、私。
そうか、これこそが噂の「秘技教えずして教える」戦法なのか！
そんなあくる日、先生からお声がかかる。
「○○ちゃん、壱越やりたがってたよね。今度やろうか？音源があれば、予習しておくよ。でもYouTubeの使い方、わからないんだよ。もう一度教えてくれる？」
YouTubeの使い方は、先生に「秘技教えずして教える」戦法を使おう 笑。
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