お琴今昔物語

門下生の独り言

手前味噌とは「自分で自分を褒めること」♪

「You are what you eat ( あなたは、あなたの食べたもので出来ている )」。だから、元気な食材を遠方まで買い出しに行くじぇいのんさんは、いつもお元気 笑。

彼女からお味噌の作り方をリクエストされたが、私の作り方は割りと面倒なので、「味噌 手作り」でググって頂きたく候う w。

「手作り味噌キット」なども今は沢山存在していて、便利な時代だなぁと感じる。

スーパーで手軽に手に入る「みやここうじ」さんの作り方は、分かりやすい。

 

私は木樽を使うが、カビが発生しやすいらしく、お味噌屋さんも推奨していない。しかも、私が購入した時の2倍以上に価格が高騰していて驚く。

 

今年は平譯さんの畑から 大豆1Kg、八百屋さんの生麹700g、海の精 450gを使用して「寒」の時季に仕込んだ。

私の場合、擂り鉢で大豆を潰すから、かなり柔らかくなるまで圧力をかける ( 25分 )。木樽で仕込むから、かなり茹で汁を足す ( 500cc) 。一年間は寝かすから、半年後には天地返し ( のはずだったが、忘れていた w)。

サイトを見比べると、手前味噌なので当たり前だが、皆さん若干違っていて面白い。

かなり手間がかかるので、素材は出来るだけ良いものにしている。

ポリ樽はわからないけど、木樽の場合、翌年に次のお味噌を仕込む際、決して樽を洗ってはいけない。「良い味噌の菌が出来ているから」。そして「樽が乾かないように、一両日中に次のお味噌を仕込むこと」。「白いカビは気になるようなら取り除いても良いけど、取らなくても大丈夫。緑や赤や黒のカビは取り除くように」。おたまやさんが教えて下さった。

今年は、仕込んでから8ヶ月も放置していたせいか、あるいは暑すぎたせいか、何故かはわからないけど「味噌たまり」が出来た。ダンベルのせいで鉄の味が強かったが、納豆に混ぜたら鉄の味が何処かへ行ってしまった。

自身で作るお味噌は、年々美味しくなって行くような気がするのは、手前味噌だからだろうか?

 

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