お琴今昔物語

門下生の独り言

汝、焦るなかれ

おぼつかない音で、日々お琴の練習をしている私に旦那が言う。

「○○ちゃん ( 私の事 ) は、どうして難しそうな曲ばかり練習してるの?もう少し易しい曲にしたら?」

先生からも同じような事を指摘される 笑。

「難曲は、出来るだけ若いうちに練習しておきたい。」

「80歳や90歳過ぎてから難曲と言うものを教わっても、弾けるようになるとは想像し難い…。」

先生もいつまで生きていらっしゃるか…と、先生を無理矢理納得させて、教えて頂く w。

私の脳内では、「風の谷のナウシカ」に出てくる未熟なまま復活してしまった巨神兵の画と、私の未熟なまま弾いている軋むような難曲の旋律がリンクしている…。

何事も、土台はしっかり作り上げておくべし。

 

 

人生を逆算して考える癖がある。

産まれた時から考えると「今日が一番歳をとっている」のだが、最期の日から考えると「今日が一番若い日」。

何事も出来るだけ「若いうちに、やっておこう 」とする。

でも、よくよく考えてみる。

80歳になっても90歳になっても「今日が一番若い日」なら、いつも「若い」のだと気がついた 笑。

焦る必要は全く無いのだった、ふふふ。

 

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