今回もお琴初心者さん向けの基本のキです。いつも訪問して下さることに、感謝いたします…♪
お稽古に行く途中に、気がついた。
「あっ、楽譜忘れた~!」
課題曲は殆ど暗譜しているから、まあいっか。とお家に戻らず楽譜無しでお教室へ行く。取りに戻るのも面倒だと感じてしまったのも事実。
「暗譜することは良いことだけど。楽譜をきちんと見ながら弾こうね。何ページ目の○○がおかしいから、やり直しましょう、と言っても直ぐ出来ないでしょ。個人稽古ならまだしも、みんなで合奏する場合、楽譜が無いと皆さんを待たせることになるよ。」
と、先生からお言葉を頂いた。
「フォトグラフィックメモリー」と言う見たものをそのまま映像として記憶するような特異体質では無い私は、自分で何度も繰り返し練習して音だけを覚えるタイプの暗譜なので、ページを言われてもまるでワカラナイ。
私のように何度も練習しなくても、物覚えの良い方なら、数ページの楽譜はいとも容易く覚えることが出来る。
どのような形で暗譜したとしても、やはり「楽譜」は忘れないように心がけよう♪と先ず自身に語る。
お琴奏者にとっての「お爪」と「楽譜」は、修行僧にとっての「お数珠」と「お経典」に匹敵する。とは誰も言ってはいないのだが…。