ギターを嗜んでいらっしゃるブロガーさんから、感慨深いブコメを頂きました。ありがとうございます。
「オーナーがギターに対する愛情を失った時が、楽器の寿命が尽きる運命だと思います。」
そう…。オーナーが愛情を失った時が楽器の寿命…。お心当たりのある方、いらっしゃるかも知れない。
愛情をかけてもらえなくなった楽器は、寂しいだろうな…。人間だって生きる屍 ( しかばね ) となってしまう。まさに寿命…。
オーナーが亡くなった時も楽器の寿命…。
時に。それでも尚。まだまだ寿命のある楽器は、他の誰かを呼び寄せる?
私のお琴は全て「中古」だが w。
私の元へやって来たのではなく。実は私が呼び寄せられている?
今日、91歳の三味線の修復作業が終わり、私の元に帰ってきた!
新品のように美しいその出で立ちに、しばし息を飲む…。
「こんなにも、美しかったんだ…。薄汚れていて分からなかった。」
職人さん、ありがとうございます。大切に使わせていただきます♪
どなたが弾いていたのか、出所はわからないし、何人の手に渡ったのかも分からない、古い古い三味線…。
私の代で寿命 ( 愛情を失う?) となるのか、或いは再び他の誰かを呼び寄せるのか?
「初めて出会った日の事を、忘れないように…。」
ご縁があって出会ったのだから、「出来るだけご縁を生かせますように 」と、そうっと三味線に思いを伝える。