お琴今昔物語

門下生の独り言

セカンド・オピニオン

学生だった知人(お金持ちの息子だったと記憶している)が一人で暮らす為のマンションを探しに不動産屋へ行った。「某超高級エリアで、○坪(かなり広い)新築のワンベッドルーム、家賃10万円以下」と提示した。そんなものは全く存在しないのだが、彼曰く「最大限の理想をまず提示して、そこから交渉していくんだよ」。なるほど、お金持ちの教育とはこういう事なのか、と小心者小市民の私は、何か凄い事を学んだような気がした。

彼の原理を見習って「もし、今の私がお琴を制限無しで師事するとしたら、どなたなのか」と考えてみる。最大限の理想。まずは、宮城道雄先生。だが彼はもうこの世にいらっしゃらない。次に、深海さとみ先生。上野学園で講師をしていらっしゃるが、この大学は財政難?でもはや生徒を募集していないもよう。

では、現実的に考えてみる。私の理想は「古典及び宮城曲を得意としている、美しい女性」。思い当たるのは「松浪千紫」https://senshimatsunami.com/

 

爽やかな風が未来から吹いてくる、でも何処か懐かしい。彼女の音色は彼女そのもの。知り合いでは無いが、彼女に学ぶ生徒さん達は、彼女のように育つのだろう…。

 

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https://19carrollstreet.jimdofree.com