お琴今昔物語

門下生の独り言

100歳まで生きたくない人、74.2%

人生100年時代と言われて久しいが、本当に100歳まで生きたい!と思う人がどれ程いるのだろうか?

今から3年ほど前にお見かけした三味線の先生と言う方が、大正生まれで確か当時94歳だったのだが、背筋がスッと伸びていて何処から見ても (歩く後ろ姿さえ) 70代にしか見えなかったのだ。

三味線には、何か秘密が有るに違いない、と確信?した私は調査を開始した。そして、ひとりの素晴らしい女性に出会った。

4'50辺りから、演奏の幕が上がるが、言葉に出来ない「何か」を感じた。見た人全てが、同じ「何か」を感じた。皆それを「力強い」「圧倒的な」「鳥肌が立つ」などと、一生懸命言葉を探して何とかして表現しようと試みるのだが、時に言葉は力を失う。言葉に出来ない同じ「何か」を感じた、それだけが真実。

107歳になられた2023年現在も、杵屋響泉氏は現役最年長の三味線奏者だ。

 

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