お琴今昔物語

門下生の独り言

飽きっぽいあなたへ

先生と楽器店の店主に、執拗に勧められて門下生となる事となった私は、初日に可愛げの無い事を言い放った。

「どうせ、直ぐにやめると思いますが、とりあえず入会します。」

 

占いは当たらないが、自身の予言は良く当たる?

色んな事に興味を持ちやすく手を出すのだが、暫く嵌まっているうちに違うことに興味が移ってしまい、いつの間にか矛先が変わってしまう。

 

「○○ちゃん ( 私のこと )また始まったか?!どうせ、暫くしたらいつものように気が変わるだろう 。」

その都度振り回されていた家族も、今や慣れっこだ。

今回予言は当たらず、何故か意外と長くお稽古は続いている。

 

「お筝は奈良時代に中国、当時の唐から日本に伝わり、雅楽の伴奏楽器として演奏されたのが始まりと言われています」

奈良時代っていつ? (忘れてしまった方々のために ) 710年頃〜794年だそう。

基本、飽きっぽいのだが、いかんせん相手が手強過ぎる。少しでも飽きそうになると「甘いな、まだまだ奥は深くてよ」と誘いをかけてくる。

悲しいかな、誘惑に負けてしまう。簡単に攻略出来るゲームでは無いらしい。

何故なら、このゲームにはラスボスがいないどころか、ゴールも無いらしい。

最初から手を出さないようにするか、賢者はこれに気がついてさっさとやめるか、或いは永遠に「ワカラナイゲーム」を続けるか?

 

時間をかけて受け継がれてきた物の底知れない力とは、その時間の圧力と同じだけの質量がある、と言う気がするのだが…。

気のせいにして、さっさと寝よう zzz

 

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