お琴今昔物語

門下生の独り言

音色が硬いのは「心が固い」のではなく。

お琴初心者さんなら、どなたでも知っているはずのお話です。いつも、訪問して下さってありがとうございます。お忙しい方は、ブラウザバックしてお時間を有効にお使い下さいませ… w。

 

「知っている」が、やらない。何故なら本当の意味で「知っている」わけでは無いから。要は体験したか、していないか。

弦にお琴柱を立てたら、弦を指で上からビヨンビヨンと押していく。弦は刻々と伸びていくから、一定期間放置して安定させる。と、誰しも先生から教わったはず。

お琴柱を立てたら、直ぐにでも弾きたい!が、弦をキチンと押して弦に柔軟性がついたら弾き始めよう!

自身、ある程度時間は置くが ( 30分位放置 )、実は「押す」のはチャチャッと済ませていた。

いつも音が硬いのは「新糸」のせいか、「強め」に締めて頂いてるせいか、「心」が固いせいか?だと勝手に思っていた ( もう少し理論的に考える癖を身につけよう、私 )。

今日は1本1本丁寧に、得に「龍角」寄りまで押してみた ( お爪を当てる部分まで)。

あれ?音が柔らかい。いつも劣化している中古車のタイヤのような硬さ?だった弦は、しなやかに振動し柔らかい音を出す。

先生や門下生達に自慢しようと企てるも「そんなこと、初心者でも知っている !」と怒られそうなので、ここだけのお話にしておこう…。

でも、初心者さんたち、これ本当にやってるのか疑問 (-ω- ?)

 

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