お琴今昔物語

門下生の独り言

モチベーション

以前お琴の修理をお願いした職人さんは、私に言った。

「あんたには、勿体無いお琴だね~。他の人に弾かせたいな、がっはっは。」

正直だな 笑。その通りだ。

私の年齢より長くお琴を製作していらっしゃる職人さんは、眼をくしゃくしゃにして笑う。

私の演奏など聴いたことが無い職人さんだが「人を観る」とはこう言う事なのだろう。「聴かずともわかる」と。

長年の勘。

 

私は何のために練習するのか?

これは「私のお琴」。

「他の人」に弾かせるのではなく、職人さんの言う「他の人」のように私が成れば良い 笑。

私は師範や奏者を目指したりしないのだけど、たったひとり、この職人さんに私の演奏を聴いて頂きたいと思っている。

いつか。

職人さんが生きていらっしゃるうちに。

「このお琴に、ふさわしくなったね。」

そう言って下さるかは、わからないが 笑。

 

美しいお琴を前にして。

職人さんの言う「他の人」とは、どのような演奏をするのだろうか。

まだまだ私にも伸び代は、ある。

多分 笑。

 

※ お忙しい中、面倒な手順を踏んで私のYouTubeチャンネルに訪問して下さった皆さまに、心から感謝いたします。

ありがとうございました 喜!

 

佐藤義久先生のお琴教室のホームページはこちら⏬⏬⏬

https://19carrollstreet.jimdofree.com