お琴今昔物語

門下生の独り言

「唄もの」は、やはり愉し♪

生田流お琴初心者さんに向けて書いています。そうでない方々も、いつも訪問して下さることに感謝しています 喜♪

 

数有る筝曲の中でも、古典の唄ものが好きだと書いた。

唄ものの良さは、やはり「声を出す」ことだと感じる。カラオケが好きな方以外、大人になると歌を歌う機会は多分少ない。

皆さん最近、歌を歌ってますか?

「深呼吸、笑う、歌を歌う、読経する」これらは全て、身体と心に溜まった毒素を排出する行為のひとつ ( 4つ?) らしい。

運動して汗をかくことは、最高の排出行為だと知ってはいるのだが、運動どころか最近お散歩もしていないかも?

周りのご年配の方々も、動くことや外出することが億劫になってきている様子に、自身の将来の姿を重ねる…。

無理なく誰にでも何処でも気軽に出来そうな「深呼吸、笑う、歌う」が一度に叶う「唄もの」。 

生田流の生徒さん ( 特に若い世代 ) 、唄ものをお稽古する方が減ってきているらしい…。

唄ものの良さはもうひとつ。

今となっては絶滅危惧種認定されそうな「お琴」と言う楽器、「唄もの」は更に希少な分野となりつつある。どんなに拙く歌っていようとも、何かを継承している気になる 笑。大袈裟なものでは無いが「絶やさないように…」と言う、小さな役割を担っていると感じたりする。

「敵がいないところで戦う」と言うよりは、「誰がいないか探すこと」に力尽きた兵士のようになっているが…。

生田流お琴初心者の皆さま、苦手以前の「食わず嫌い」かもです 笑。是非「唄もの」にも挑戦してみて下さいませ♪。

 

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