お琴初心者さんに向けて、少しマニアックなお話になります。長いので、お急ぎの方はブラウザバックして下さいませ。いつもお越しいただき、ありがとうございます 嬉♪
「細かい手の奏法が最近空回りする」ので、指とお爪が一体化したら良いのに…、と昨日の記事で書いた。
今日、とある方のお琴を弾かせて頂いた。
私のお琴の糸 ( 弦 ) は、新糸を天地 ( 左右入れかえて締め直す )、切り詰め ( 使用していた部分を切って締め直す )して、同じ糸を3回使いまわしている。「普通の強さで締めておくけど、使いまわしているから すぐに緩くなるよ 笑」と先生に言われている。
※ 本来は3回使いまわしが限界だが、余裕の無い昔は4回使いまわしたらしい ( 先生談 )。勿論、余裕のある方は毎回新糸で。
今日弾かせて頂いたお琴は、天地して間もないかなり強めに締めてあるお琴だった。
( 私の ) 演奏は拙いながらも、しっかり弦が指を受け止めてくれる。空回りしない。指がもつれたり抜けたりすることが少なくなる。
おうちのお琴は、力を入れずともしなるので弾きやすいと思っていたが、しばらく経つので先生が仰ったように緩んでいるのかも知れない。
弦の緩みに気がつかなくて「自身の指が老化してきたのかも?」と感じていたが 笑。
もし、私のように「最近指が空回りするな…。」「なんだか細かい奏法がもつれるな…。」と感じたら、自身を疑う前に「弦が緩んでいるのかも?」と弦のせいにしてみよう 笑。自身を疑ってはイケナイ w。
勿論、練習不足や老化が原因の方もいらっしゃるかも知れないが、それらは最後に疑う項目に入れておいて…。
お金は多少かかるが、私も次回は「新糸」で締めて頂こう、と決めた♪
※ 「練習不足」が原因の場合は、各自克服なさって下さいませ…。