「美しい演奏をするため」の技術的なお話ではなくて、あくまでも「少しでも美しい音色を出すため w」のお話しです。お琴初心者さん向けのお話しですが、いつも訪問して下さってありがとうございます♪
お教室のお琴の弦を、先生が年末に締め直して下さった。
先生の前で何とは無しに弾いてみると、やはり音色がいつもと違う。素直に響くキレイな音色…。
先生「○○ちゃん ( 私のこと ) が弾くとキレイな音が出るなぁ。」
私「先生が弦を締め直して下さったからです ニコニコ✨」
先生「私 ( 先生のこと) が弾くと、もこっとした?くぐもった音になるんだよ。お琴は人を見るのかな?」
種明かしをすると w。以前書いたが、私は薄い象牙のお爪を使用している。これに換える前は厚めの物を使用していた。
厚めのお爪で弾くと、音は重厚さを奏でる。薄いお爪で弾くと、煌びやかになる。
「どちらが好みか?」と言うお話ではなくて、「楽曲のイメージ」を自分なりに 勝手に 解釈してお爪を使い分けるようにしている。
「お琴は、人を見て音を出すのかも知れませんね 笑」
微笑みながら、それだけ云ってお稽古を始めた。
お爪トリックは、先生には暫く内緒にしておこう w 。
音色に「鈍よりとした憂鬱さ」を感じるお琴初心者さんは、是非お爪を見直してみて!
逆もまた然り。音色に「甲高い鬱陶しさ」を感じる時は、少し厚めのお爪を試してみて!
お琴の腕は急には上がらないが w、音色が違うと「上達したね」と勘違いされるかも?
※ 感覚には個人差があります。指の力の他、弦の種類や締め具合など。先ずは、お教室の先生、お琴屋さんにご相談してみて下さいませ♪