お琴今昔物語

門下生の独り言

現代筝曲の概念

ロバート・ゼメキス監督の「コンタクト」と言う映画で、地球から宇宙に最初に送られた信号は「ヒトラーのオリンピック開会式の演説」だったかと記憶している。地球の代表がヒトラーとは、凄い映画だなぁ。

百年後、現代を知るひとつの資料となるかも知れないYouTube。勿論再生回数が多い方が資料としては有効となる。では、何が現代筝曲として残るのだろうか?と仮定してみた。多分…。

Repezen Foxx「XOXO」

かも知れない?今や再生回数2000万を超えているが、実はベースとお琴の1フレーズだけで出来ている。これは、筝曲では無い!かも知れない。が、「コンタクト」の時と同様に、知らない事は残っている資料から導き出すしか手立てが無く、AIからすればお琴の音源データと見なせるものは全て筝曲と捉えてしまう可能性が有る(かも知れない)。

「今から100年後、漫画は日本画と言われるだろう」と村上隆氏が言ったかどうかは忘れてしまったが。「今から100年後、XOXOは筝曲と言われるだろう」と私が言っても何の影響力も無い。何が言いたかったのかと言うと、忘れてしまった。

 

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