お琴今昔物語

門下生の独り言

お琴男子

世俗的な話しで申し訳ないのだが。お琴男子はモテるのだろうか?を研究してみる。

男性の選ぶ和楽器と言えば、尺八、三味線あたりで、お琴は少数派だ。女性的なイメージが強いせいか、或いは前者に比べると易しいせいで、男性が本来持つ狩猟本能を掻き立てられないせいかは、わからないが。

三者的に観察していると、お琴男子はモテているようだ。世間ではまるで知られていないが、穴場のような存在で「その手があったか!」と手を打ちたくなる。

所謂「女の園」で、男性奏者は重宝がられる。若いとさらにお姉さまがたに可愛がられる。勿論若い女性のファンも多い。筋トレやビジネスに勤しむのも悪くは無いが、女性の少ない場所や敵(男性)の多い場所で戦うのは私にはコスパが悪いように見えてしまうのだ。獲物が少ない、敵の多い場所をあえて選ぶよりは、獲物は多いが敵がいないところを選んだ方が良いのでは?(女性を獲物とか言うな!)

性差別では無く、動物学的に男性の方が力が強いせいで、実は初心者でもお琴は良い音色が出やすい。ピアノ男子は間違いなく素敵だが、成人男子が始めるのは負け戦だ。一方、お琴はある程度弾けるようになる迄(個人差はあるが)ピアノほど時間を要さない。基本的に成人男子は忙しい。出来れば、最速で最大の効果を期待したい。

そもそもモテを期待して、お琴を始める男子は少ない(否、いない)。それこそが、彼らのモテる最大の理由なのだろう。非モテには知ることの出来ないカラクリが出来あがっている。

 

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