お琴今昔物語

門下生の独り言

「見えない世界」を垣間見る…

旦那「○○ちゃん ( 私のこと ) は、何処か ( 顔 ) 直したいところある?」

私「シミとか?シワとか?年齢的には仕方無いよね 笑。あまり外見気にしないから、特に無いよ w」

旦那「それは不味いなぁ…🤔。気にしようよ。」

朝からワカラナイ話題を振ってくる。

 

「人は外見ではなく、中身です」と言いたいわけでは無く。中身の一番外側が外見説は時に正しいと感じる。

「外見を気にしない」と言うよりは。

お琴を習い始めて「見えない世界」に入り込んだ。「見えない世界」と言っても、スピ系や宗教的な世界ではなく。

物理的に「目が見えない」盲人の世界。

彼らには。

視覚的な顔の美醜はわからないかも知れない。「外見」は盲人には見えない。

それらを判断するのは耳の聴覚と、手の感触。

 

 

雑踏の中で、良く通る声につい振り返る。白い肌の女性を見ると、触らせてもらう。艶やかな髪にも、つい手が伸びる w。( 男性なら通報されてる?)

概念でしか無かった「見えない世界」を、現実的に意識してみる。

見えていた物の殆どの事が「気にならなくなる」。そのかわり、聴覚や触覚を揺さぶるものが「気になる」。

「目」から入る情報や、そこから派生する感情は実は多い事が分かる。

 

識別する「目」と言う器官は、意外と罪深いのかも知れない。

 

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