お琴今昔物語

門下生の独り言

初心者さんにも割りと効果的な「笑顔」と言う、奏法?

3月15日、今日は萩岡松韻先生の退任式が東京藝術大学奏楽堂にて執り行われる。情弱な私は、ひたすらYouTubeで配信される ( かも知れない ) 日を待つしかない…。

2018年3月18日に開催された、深海さとみ先生の退任式は同年7月1日に配信された。

壮大なスケールで演奏される宮城道雄作曲「日蓮」。

仏教徒らしい題材に、ほぼ全ての和楽器総出で、オーケストラ形式、しかも独唱 ( まるでオペラ! ) あり合唱ありで、驚きを隠せない。30分近い演奏の楽譜には、何が書かれているのだろう?

 

深海さとみ先生の生演奏を、間近で見たことがある。70歳を過ぎていらっしゃったかな?

まるで不動明王様か何かのように、後ろに炎が燃え盛るが如く、力強く気迫のある演奏だったが、音色は雪解け水のように澄んでいて、そして凛としていた。

今まで聴いたことのないほどの、美しい音色だった…。

お琴が違う。

技術が違う。

奏者が違う w。

演奏が終わると、不動明王様は何処かへ行ってしまい、満面の笑みを浮かべたチャーミングな深海さとみ先生がお辞儀をしていらっしゃった。

技術は真似出来ないが、「笑顔」は真似出来なくも無いかも?

演奏が終わったら、せめて「笑顔」で締めくくろう、と自身に言い聞かせる w♪

 

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