お琴今昔物語

門下生の独り言

準備万端で、初めて女神の前髪を掴むことが出来る。

他社中での初稽古。

課題曲は「春の海」「乱輪舌」「SAKURA」の三曲。12月に通知が来ていた。

「春の海」と「乱輪舌」は過去に教わった。が、おさらいしないと弾けない。自身の社中での課題曲「さくら変奏曲」と「流星群」も練習しなければいけない。年末年始は忙しい。初見の「SAKURA」は、弾けるようになるまでに時間がかかりそうだな。今回「SAKURA」は見学だけにしておこう…。

 

「人は1日に最大35000回も決断している」

 

他社中にお伺いすると。なんと「SAKURA」の作曲家である水川寿也先生が、ふらりと立ち寄って下さっている?!

最初から分かっていれば、全てを切り捨てて「SAKURA」だけを練習しておいたのに。こう言う時に限って「SAKURA」だけ、練習していない私。

※ 芥子色の袴で尺八を演奏していらっしゃる方が、水川寿也先生。ゲスト陣も三っ音会の皆さまも会場も全て豪華…。

 

こんなチャンスはめったにやって来ない…。

勘所が悪い。

選択を間違えている。

秤にかけた。「知っている4曲の復習」vs「知らない1曲の挑戦」。要する時間はほぼ同じ。

 

これからは、まず「知らない楽曲」「習った事の無い楽曲」にチャレンジしよう。

 

リスクを回避して「出来る」範囲の中で何とかしようとする。これを「安定志向 ( 思考?)」と呼ぶらしい?

こんな事では、どんなチャンスも逃すよ。

 

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https://19carrollstreet.jimdofree.com